杉浦英一建築設計事務所
|前橋の家-3
建築主の家業が瓦屋であるため、瓦を活かした家づくりをすることが求められた。
■子供を育てる家
3人の子供が安全に、のびのびと育つための空間づくりを行った。中庭は開放感がありながらも、道路とは隔てられ、囲い込まれた外部空間となっている。
■瓦と木と土
瓦は屋根とエントランス廻りの床、また庭の通路に使用した。瓦との相性を考え、他の材料も自然素材を使用する事を旨とし、全体として落ち着きと品格のある空間づくりを目指した。
■離れのある家
敷地を使い切るために、主寝室と和室を「離れ」として、生活空間に奥行きを与えた。母屋と離れの間は廊下でつなぎ、浴室等の水廻り空間を廊下に沿って配置した。
竣 工 :2011年6月
所 在 地 :群馬県前橋市
構造規模:鉄骨造2階建
用 途:専用住宅
敷地面積:406.59平方メートル
建築面積:170.12平方メートル
延床面積:198.29平方メートル
施 工:津久井工務店
仕 上 外 部:屋根/平瓦葺き,外壁/リシン吹付,床/敷瓦、等
内 部:床/フローリング