主に東欧の珍しいおもちゃを集めたお店で、思いがけずぬいぐるみに目が留まってしまいました。高さ5cmほどの文字通り手乗りサイズのものですが、生き生きとした愛嬌を湛えています。鳥が好きな祖母へのクリスマスプレゼントにする事にしました。

ぬいぐるみをはじめて作ったとされ、テディベアで有名なドイツの「シュタイフ社」の東ドイツ時代のビンテージだそうす。職人の手作業で、1つ1つの表情が違っています。極端なデフォルメや擬人化したキャラクターとせずに愛嬌を込める作り手の姿勢に感じるものがあります。


同じお店で見た、東欧から買い付けたおもちゃの家具だそうです。キッチンセットの高さが20cmくらいです。これも手仕事で良くできており、全ての引出や扉はしっかりと開くようになっています。
女の子ならきっと中におもちゃのアクセサリーなど隠したくなりますね。


周りの人の出産祝いなどで、子供の頃以来おもちゃを真剣に選ぶ機会があり、昔と違って作り手の立場でおもちゃを見るようになってみると、良く考え抜かれているなあと感じる事が多いです。
住宅建築において長く愛される愛嬌のある空間ってどんなものだろうと考える思わぬきっかけでした。

(choina)

2011年12月26日 13:14 | コメント(0) | トラックバック(0)

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