少し前ですが、横浜市にある三溪園を見てまいりました。
三溪園は明治から昭和にかけての実業家でもあり文化人でもある原三渓氏によって作られた日本庭園です。今回は期間限定公開となっている臨春閣と聴秋閣を目的に見てまいりました。
臨春閣は桂離宮同じく数奇屋建築の代表例として良く紹介されますが、個人的に聴秋閣がツボでしたので紹介したいと思います。


外観です。2階から庭園を望む楼閣建築として、資料によっては茶席として紹介されている事もあります。小さな建築ですが三つの屋根が非対称的に重なり、見る方向によって平面的に見えたり縦長に見えたり、斜めが強調されたりして面白い外観となっています。

間取り図です。シンプルとは言えない平面がユニークな外観や屋根の形を作り出しているようにも感じます。


建物入り口は、畳の間より一段低く木製タイルが敷き詰められています。このスペースは池から直接船で入れる「舟入の間」を趣向を彩ったものです。同例として京都、高台寺の傘亭も有名ですが聴秋閣はタイルや欄間などデザインの意図性が強調されてるような印象です。


内部の細かい装飾もどこか今の人にも受けそうな愛嬌のあるデザインが見れます。

他にも三渓園内は季節ごとに特別公開される建築が多くあり、一年通して見所が散りばめられています。

Mata

admin (2012年7月30日 16:17) | コメント(0) | トラックバック(0)

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