群馬県での太田の家のリフォームが着々と進行しております。
広いお庭のある日本家屋の中にお施主様の様々なお気に入りの品々を
包み込むような、宝箱のような家を1年弱設計をして、ようやく着工に
至りました。

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リフォームでは現状建物の調査や実測を行いながら、構造的に補強する部分、
間引く部分の選定が重要で、設計中に工務店さんにも色々とご協力頂きました。
既存の小屋組みの直下に、新規の大きな梁を掛け渡すことで、既存柱を取り除く
ことが出来ます。このことでプランニングは既存間取りに縛られることなく、
ある程度の自由度を得ることが出来ます。

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ガレージは既存建物2棟を繋ぐようなプランニングであり、既存建物の軒をかわし
ながら繋げるなどの制約があり、天井も上がったり下がったりですが、
リフォームならではのそのような制約もデザイン要素として受け止めて設計して
いくことで、予測できない楽しみがあると思います。
より良い家になるように日々頑張りたいと思います。
ビフォー
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アフター(途中)
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パークサイド170804.jpg

8月1日、5月から始まっていた大規模修繕中のパークサイド銀座ビルの足場がとれま
した。

このビルは平成5年に竣工しておりますが、今回の修繕は竣工当時に修復するという
ことを目指しております。

パークサイド銀座ビルは、鉄骨構造で、外装はタイル張りの9階建てペンシルビルで
す。

8月8日には大和セラミックス様が2度目の試作タイルを焼いて持参してくださいま
す。

大和セラミックス様のタイルは杉浦英一が内井事務所勤務時、新吹上御所を担当させ
ていただいた時にも使用させていただいております。

パークサイド銀座ビルの修繕に伴うタイルの枚数は僅かですが、工房は岐阜と遠方に
もかかわらず、東京までいらしてくださり現場で色合わせの打ち合わせをさせていた
だくという丁寧なご対応をしていただいております。

大和セラミックス様のものつくりの魂に感動しています。

タイルの焼き上がりを待って施工し、修繕終了の予定となっておりますので、

まだ大規模修繕の終了時期は未定ですが、

修繕が完了しましたらまたブログでお伝えさせていただきたいと存じます。


パークサイド170804-2.jpg

東京都中央区の京橋公園の前の小さなビルですが、近くにおいでの際はご覧いただけ
ると幸いです。

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