寄居の家が竣工いたしました。
澄んだ秋空に建物も映えます。


fuku外観4.jpg
私も現場途中から引き継ぎましたが、初めて見た時は軸組の迫力に圧倒されました。

思わず、見上げる写真が多くなります。

fuku天井見上げ.jpg


fuku大黒柱.jpg

fuku内観2-2.jpg

リビングと和室↓
fuku内観3.jpg

fuku和室.jpg

先のブログの説明にもある様に、扇垂木もこの家の特徴の一つです。
軒裏のデザインにこだわるのは日本建築家ならではという話もありますが、扇垂木はそもそもは社寺建築の技法。
高度な技術や大陸と日本との感覚の差もあり、あまり見られなくなった様ですが、ここにきて先祖返りしていくようなデザインの流れが面白く感じます。
fukuハイサイド3.jpg

fuku外観2.jpg
↓この辺りの細部は大工さんの拘り。
fuku外観3.jpg


マツの丸太梁にヒノキ、ケヤキの柱、杉材等お手持ちの材木をふんだんに使用させて頂きました。
当時の製作の様子も合わせて、是非ご覧ください。

「寄居の家」扇垂木の様子
「寄居の家」棟上げ
「寄居の家」手刻みの様子
「寄居の家」材木の様子

お施主様の、大きなお力添えもあり無事竣工の運びとなりました。
この場をお借りして改めてお礼申し上げます。

(Mata)


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「築地計画」の植栽確認の様子です。立川にある植栽畑をいくつか廻り候補の植栽を見て回りました。

今回は計画上、植え込みスペースがシビアになっているので樹形だけでなく根鉢のスペースも考慮しながらの選定となりました。

エントランスを彩るヤマボウシ。
ハナミズキ単木の計画でしたが植え込みのスペースの問題もあり、やはり賑やかな株立の樹にしたいという事で現場でヤマボウシに変更。
ヤマボウシ171120.jpg

↓パーキング付近のシラカシ、常緑樹。
シラカシ171120.jpg


↓イロハモミジは樹形を整える為、畑では根本を縛っています。
イロハモミジ171120.jpg

紐をほどいた状態を見て、樹形も少し遊びのあるイロハモミジを選定となりました。
イロハモミジ3171120.jpg

限られたスペースの植栽でも、選定した1本1本が建物を引き立ててくれます。
(Mata)

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