現在工事中の住宅、「等々力の家」が上棟しました。
3階の一番高い昇り梁を架けるところです。
大きな掛け声が響き渡り、隣の工事中の現場の職人さん達も、出て来て様子を覗いています。
私もふるさとに伝わる一子相伝の家宝、「しまんちゅ木槌」を持参して・・・
打ち込みます!!
という事はしません^^;
設計事務所の仕事は、上棟の為の「プレカット内合わせ」を行います。
約20枚近くなるプレカット図で柱や梁のサイズや高さ等を一本一本、
チェックしていきます。
非常に重要かつ時間のかかる作業ですが、正確な図面になるまで工務店と構造設計の方も含めてこの図面のチェックと修正を何回も行います。
生活の受け皿となるダイニング付近からの写真です。
ダイニング上部は吹き抜けがあり、半層下がった先にリビングそして庭へと続きます。
垂直性と水平性をが交差する空間構成がこの家に広がりを持たせています。
内観模型と外観模型です。
設計中に模型やパースを使ってイメージしてきた空間が立ち上がってくる上棟の様子は設計担当者にとっても何度経験しても嬉しいものです!!
又、実際の空間を目の前にして更なる創造欲も湧いてきます!
お祝いとお守りの意をこめた幣串も。
丸々1日かけて組み立てて頂きました。お施主様、改めましておめでとうございます。
職人の皆様もありがとうございました。
(Mata)