閑静な多摩の丘陵地に、木造二階建ての住宅を計画中です。
一見シンプルな、切妻屋根の外観ですが
内部には随所に施主様のご要望が盛り込まれ
拡がりのある有機的な空間が展開します。
春ごろの着工予定です。
bob
閑静な多摩の丘陵地に、木造二階建ての住宅を計画中です。
一見シンプルな、切妻屋根の外観ですが
内部には随所に施主様のご要望が盛り込まれ
拡がりのある有機的な空間が展開します。
春ごろの着工予定です。
bob
2014年も宜しくお願いします。
先ずはめでたい画を1枚。「日光金谷ホテル」にて。
正月休みは古建築を中心に観光してまいりました。
建築は勿論、新年を彩る花々が印象的でしたので「名建築と正月の花々」というコンセプトでめでたい様子をお伝えいたします。
↑日本リゾートホテルの草分け「日光金谷ホテル」。フロントやレストランの入口は勿論、階段の脇にまで心配り行き届いています。
↓場所は変わって静岡は島田。「お茶の郷博物館」には小堀遠州の茶室が再現されています。
床には玉椿と梅。
四畳台目の小間、「友賢庵」。窓が10個あり当時としては明るい遠州ならではの茶室です。材料も床柱、框、中柱、竿縁、廻り縁・・・異なる材料を集めて数寄っぷりが伺えます。
↓東京に戻り、グランドプリンスホテル新高輪内にある茶室「恵庵」。
床の花はスイセンと梅。「喫茶去」(お茶でもどうぞ)と書かれた軸ににんまりです。
近代を代表する建築家村野藤吾による数寄屋建築。遠州と比較すると時代と意匠の移り変わりも見えて興味深いです。
私も師事している先生に教えて頂き、初めて活けてみました。
「宝来荘り」という花型で文字通り華やかです。
アパートの方々にも正月感を感じてもらえたかしら。。。
(Mata)
読書の秋はとうに過ぎてしまいましたが、住宅系の本が一番売れる季節は編集者の方によると年末と4月だそうです。
というわけで、おこがましくも年の瀬的気分の高揚に乗じて宣伝させて頂きます^^;
3月にエクスナレッジ社より出版させて頂きました、当事務所の作品をあつかった本
「美しい住宅をつくる方法」(\2,200+税)
今年はお正月休みも長い方々が多いと思われますが、年末遁世される前にでも是非お手にとってご覧いただければ幸いです。
*書籍製作模様もブログ内にて紹介しています。
本書は杉浦英一の設計理念を「9つ」の章に分けて紹介しております。
今回は01~04章をダイジェストしました。
05~09章はまた年度末にでも紹介したいと思います。。。(^m^
(Mata)
事務所のお向かいの画廊、「万画廊 YOROZU GALLERY」さんに
お邪魔させていただきました。
ヤナギハルヤス先生の作品は感覚的で鮮やかな抽象画でありながら
今までそこにあったのではないかというくらい
空間に溶け込みやすい調和性のようなものを感じました。
日本の生活空間の壁は機能で埋まってしまいがちですが
何かを飾るために壁があることも生活を豊かにするためには
大事なことなのかもしれません。
(ino)
11/30に行われました、「興野の家」のオープンハウスが無事終了いたしました。
現在お仕事を頂いているお施主様、杉浦英一と以前よりお付き合いさせているご友人・関係者の皆様、業界関係者の方々、以前当事務所で働かれていましたスタッフ、アルバイトの皆様に足を運んで頂きありがとうございました。
建物の内容については勿論、杉浦との想い出話も伺わさせて頂きスタッフの一人としても有意義な場になりました。
年度末あたりからも続々と竣工予定の住宅がありますので、又是是非お越しになってください。
最後に今回このような場を設けさせて頂く事を了承していただきましたお施主様にも改めてお礼を申し上げます。
八月、「興野の家」現場にて母校の後輩を案内している杉浦です。
担当:又吉健仁
伊豆長岡で平屋建ての住宅を計画中です。
敷地の南側ににビルがあるため、
南側には水平に開き、中庭に向かって垂直に開くことで
気持ちのいい生活空間になることを考えています。
また、敷地の高低差に合わせ、形をL字に分割することで
ファサードの間延びを抑えて水平ラインを強調し、
シンプルな形でありながら、中庭を中心に各々の空間に
ストーリーを持たせています。(ino)
11/30(土) 12時~17時にオープンハウスを行います。
しばらくぶりのオープンハウスですが、ご都合の宜しい方は是非足をお運びください。
詳細については下記連絡先までお願いします。
TEL 03-3562-0309 / 杉浦美智 又吉健仁
現在工事中の住宅、「等々力の家」が上棟しました。
3階の一番高い昇り梁を架けるところです。
大きな掛け声が響き渡り、隣の工事中の現場の職人さん達も、出て来て様子を覗いています。
私もふるさとに伝わる一子相伝の家宝、「しまんちゅ木槌」を持参して・・・
打ち込みます!!
という事はしません^^;
設計事務所の仕事は、上棟の為の「プレカット内合わせ」を行います。
約20枚近くなるプレカット図で柱や梁のサイズや高さ等を一本一本、
チェックしていきます。
非常に重要かつ時間のかかる作業ですが、正確な図面になるまで工務店と構造設計の方も含めてこの図面のチェックと修正を何回も行います。
生活の受け皿となるダイニング付近からの写真です。
ダイニング上部は吹き抜けがあり、半層下がった先にリビングそして庭へと続きます。
垂直性と水平性をが交差する空間構成がこの家に広がりを持たせています。
内観模型と外観模型です。
設計中に模型やパースを使ってイメージしてきた空間が立ち上がってくる上棟の様子は設計担当者にとっても何度経験しても嬉しいものです!!
又、実際の空間を目の前にして更なる創造欲も湧いてきます!
お祝いとお守りの意をこめた幣串も。
丸々1日かけて組み立てて頂きました。お施主様、改めましておめでとうございます。
職人の皆様もありがとうございました。
(Mata)
間もなく竣工します「興野の家」の様子です。
オープンハウスは11/30(土)の午後から行う予定でこちらの方も後日また案内します。
少し前に現場には階段がつきました。
設計側のデザインのわがまま?も有り大分遅い時期にとりつけて頂きましたが、無駄な金物も露出せずシンプルで美しい階段ができました。
親柱も何事もないように立っていますが、職人さんが床下にもぐって収めてくれた渾身の下地によってなりたっています。
この手摺の曲り部分も然り..満足するものができるまで現場でしかわからない多かれ少なかれのストーリーがあります。工務店・職人の皆様に感謝です。
無事、形もきれいに納まったところで塗装して頂きました。
内装の色決めの際は候補の色サンプルを現場で作成してもらいます。
外壁・床・壁・建具などと照らし合わせながらお施主様とイメージを共有しながら決めていきます。
次回はほぼ完成に近い様子をお伝えできると思います。
(Mata)