人間不在の建築
経年による風化によってつくられたアーチ
経年による堆積によってつくられた砂漠
どちらも自然の力によってつくられた建築
建築家不在の建築
石を組積してつくられた家の壁
土を組積してつくられた小屋の壁
どちらも風土と機能に忠実な名もない建築
これらの建築は、昔から存在し、現代建築には
ない力強さや美しさがあります。
(Akko)
人間不在の建築
経年による風化によってつくられたアーチ
経年による堆積によってつくられた砂漠
どちらも自然の力によってつくられた建築
建築家不在の建築
石を組積してつくられた家の壁
土を組積してつくられた小屋の壁
どちらも風土と機能に忠実な名もない建築
これらの建築は、昔から存在し、現代建築には
ない力強さや美しさがあります。
(Akko)
今や観光地になりつつある蔦屋書店。
T型パネルが印象的な建築です。
時間を見つけては、ここに入り浸ります。
最近は写真集を見にいくことが多いのですが、今回目に留まったものは、エドワード・スタイケンの写真集。
生まれが1879年のアメリカの写真家です。
もちろん修正が効かないフィルム写真の時代の作品ですが、
どの写真もすごみや美しさがあり、圧倒されるものがほとんどです。
構図のバランスだけではなく、対象とするそのものの本質や、背景などを理解し集約し、それを表現できる力があるからこそ、素晴らしい写真ができるのだろうなと感じました。
久しぶりにお気に入りの写真に出会えて幸せな休日でした。
(sako)
三鷹にある国立天文台を見学して来ました。
写真は1929年に建てられた大赤道儀室です。
今は運用を停止して、有形文化財になっております。
ドーム状の天井は回転するために軽量である必要があったため、
造船所の技術を応用して作られた木造のドームになっております。
研究施設であったため、意匠的意図があったかは定かではありませんが、
必要をもって作られた構造が美しい空間を生み出していました。
(ino)
昨日鎌倉に行ってきました。
明月院の紫陽花は今が満開です。
明月院は事務所のブログで既出ですが
”Mataさん”も果たせなかった悲願の
季節限定「菖蒲園」を拝見することが出来ました。
紫陽花も菖蒲もとても綺麗で、本当に魅力的でしたが
今回一番の楽しみにしていたものは円窓の外観でした。
菖蒲の花が見頃の、今の時期だけ見ることが出来ます。
建物の和の佇まい、日本庭園、そして円窓。
これらが合わさった時の素晴らしさを実感できました。
明月院からはハイキングコースに移動。
そのまま山道を歩くことおよそ1時間半。
それは突如として現れました。
地元では「天空のテラス」と呼ばれているそうですが
まさに自然と調和した美しいカフェです。
気づかない人は全く気付かないような場所にありますし
山道の途中でこんな素敵なカフェがあるとは思ってもみなかったです。
木漏れ日と豊かな自然に囲まれて、疲れも吹っ飛びました。
このカフェのレンガはオーナーが
長年かけて自分たちで積んだものだそうで
カフェを開こうとしたきっかけも
「道に迷った人」や「トイレを貸りに来た人」
の対応をしているうちに自然発生的に思いついたとのことです。(オーナー談)
地域や環境に寄り添った
とてもヴァナキュラーな空間であると感じました。
大変気に入ってしまいました。
バーベキューも出来るそうですので、
近いうちにまたお邪魔したいです。
本当に良い休日を過ごせました。
この場を借りてご紹介下さったお施主様にも感謝申し上げます。
(Shira)
エクスナレッジ社より5月17日に発行されました「木造住宅のディテール集」に
”隅柱のない和室の開口部”として吉祥寺の家が
”オーディオルーム設計4つのポイント”として浜田山の家が
それぞれ掲載されております。是非ご覧ください。
先日、地鎮祭の模様をお伝えした興野の家の工事が始まりました。
今回は鋼管杭を用いた併用基礎工法による地盤補強の様子をお伝えします。
約200本の鋼管杭を建物の形にあわせて均等に配置します。
鋼管杭の深さは事前に行った地盤調査に基づいて、
支持地盤が確認できるところまで打ち込みます。
震災以降、「耐震」というテーマはより重んじられるようになってきています。
今回の敷地も極端に悪い地盤ではありませんがこうした背景や、
お施主さまのご意向もあわさって鋼管杭を用いた併用基礎工法で行うことになりました。
たまたま敷地周辺にはハウスメーカーによる住宅3件が同時期に着工してますが、
地盤補強まではやっていないようです。
勿論それぞれの事情やメリットデメリットがあるのですが、
こうした一つ一つの可能性の中から取捨選択できる事もアトリエ事務所で家を建てる
ひとつの魅力ではないでしょうか。
Mata