木造2階建てのアパート「経堂PJ」が今月足場が外れました。

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お施主様と吟味して決定したサイディング材外壁も現れ、内部仕上げ外構工事と入ってまいります。


(Mata)

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形が見えてきました


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内観
木材の圧倒的な迫力の下で、パワースポットに居る様な感じがします
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今回は「扇垂木(おうぎたるき)」を紹介させて頂きます。

垂木(たるき)とは、
小屋組みを構成する部材で、屋根面を支える小骨の様な部材です
(図は寄居の家ではなく、一般的な垂木の例です)
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垂木は建物を見上げた時に等間隔に見え、全体の雰囲気を左右します。
特に日本建築においては、跳ね出した軒先の「まつ毛」の様な、非常に印象的な部材です。
マスカラやマツエクが流行る千年以上も前から建築の世界では「まつ毛」を魅せるデザインが探究されてきました。目尻を上げてみたり、装飾を施したり、、、。
中でもひときわ美しいのが扇垂木です。通常は軒先に向け垂木を平行に並べますが、扇垂木は、端部において垂木を扇の様に放射状に並べます。美しさと、強さを兼ね備えた優れた技法です。

しかし、美点と同時にその加工の難しさから、住宅建築で採用されることは稀で、
一部の寺社など限られた建築でしか見ることはできません。
傾いた平面上を放射状に木を渡し、更に真横から見たときに木口が傾かないよう、
断面を菱形にしていくその部材の加工は非常に高度な技術です。
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見上げてみると、造形の美しさとともに、「目の錯覚」に気づきます。
線要素に沿って伸びて見える目の錯覚効果によって、直角のはずの屋根が鋭角に伸びてシャープに見え、横から見るとわずかに跳ね上がって見えます。

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おまけ
現場の一角に何気なく置かれた段ボール箱
中には、「込栓(こみせん)」が入っていました
丸太梁等の固定のためのクサビ部材で、
広葉樹の固めの材から、一本一本で切り出されています
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bob

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モンゴルの首都ウランバートルにてショッピングセンターのプロジェクトが始まりました。
ビジネスホテルを併設した複合施設で、弊所はショッピングセンター共用空間の設計デザインをさせて頂きます。
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木造2階建てのアパート「経堂PJ」先日、上棟致しました。

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本PJでは、木と鉄骨を組み合わせたハイブリッド梁を構造体として使用する事で、より地震や災害に強い建物となっております。

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↑ハイブリット梁の様子。ハイブリット構造(テクノストラクチャー)を扱っているパナソニックさんと構造打合せを行い使用しています。地震や災害対策の他に間口の広いプランへの対応も魅力の一つです。
今回も一部の大きなスパンを伴う計画に一役買っています。
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図面の他に3D図等も使用して、全体の構成や、設備スリーブの位置等も打ち合わせで決めていきます。

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上棟してからは、現場で確認しながら監督・職人さんと打ち合わせを行っていきます。

(Mata)

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ヤマハ株式会社様主催の「音環境セミナー」に参加させて頂きました。

都市部の住環境において、音に関する問題は非常に身近な問題であり、御施主様からも御相談を頂く機会が多くなっております。ヤマハ社では楽器だけに留まらず、建築音響に関する豊富な技術を有しており、セミナーでは設計者に不可欠な工学的知識を学ばせて頂きました。

防音室のカット模型
ひとくちに「防音」といっても、工学的には「遮音」と「吸音」という2つの手法に分けられ、異なる対策が必要になります。

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ショールームでは様々なコーナーが用意され、体験を通して理解が深まります。
中でも、様々な吸音素材ごとに内装が統一された複数の部屋を一室づつ比較していくコーナーは非常に興味深い経験が得られました。
例えば優秀な吸音素材でも、1種類のみを敷き詰めただけの部屋では、特定の周波数の音だけが吸収され防音の効果が限定されてしまうことはさることながら、たとえ音を発していなくても無意識に感じ取っている室内の微かな残響や環境音が奪われてしまうことで、室内の居住者には指を耳に入れられた様な不快感や閉塞感が伴うことがわかります。
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建築の設計デザインというと、造形や陰影を感じる視覚情報や、温熱感やテクスチャを感じる触覚情報に気が行きがちですが、快適性を左右する要因として、音環境も同様に大切ということを再認識させられました。

bob

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御施主様からお声掛け頂き、リノベーションEXPO 2016に参加して参りました。

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展示の方も、一般のお客様に訴求する魅力的な情報から私共設計者の知らなかった情報まで、幅広く、色々と勉強させて頂きました。
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リノベーションという言葉は特段新しい言葉ではありませんが、市況からみてこれから大きな市場になってくる、まさに旬の分野といえます。会場の雰囲気からも熱気が感じられました。

弊所では割合としては、新築のお仕事をさせて頂くことが多いですが、もちろんリノベーションの御相談もお待ち申し上げております。

尚、EXPOは東京会場は終わってしまいましたが、これから全国14会場で開催されるとのことです。
http://www.renovation.or.jp/expo/

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「寄居の家」棟上げの様子をご紹介いたします
正確な刻みが施された、立派な丸太が舞います。感動的な瞬間です
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組み上げる直前の微調整、仕口の面取り
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徐々に建物の形が見えてきました。
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上にも上がらせて頂きました。
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大工さんは軽々と駆け回っていらっしゃいましたが、実際上がると足がすくみます
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差鴨居の上部。車知栓が打ちこまれ、ほぞを引張り、強固な架構が出来ます。
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三方から差鴨居が取り合います。雇いほぞが見えます
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ケヤキの大黒柱の上部
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土台大引の取り合い
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杉丸太の軒桁。端部には他方の軒桁と棟木の欠きこみがみられます
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軒桁のアップ。扇垂木の墨が見られます。扇垂木とは、垂木が平行にならぶ普通の工法ではなく、放射状に垂木を跳ね出す方法です。美しく構造的に有利ですが、放射状の部材が集まる点の加工、部材断面が正方形から菱形に連続的に「転んで」いく垂木の加工など非常に高度な加工技術が必要です
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1/10模型。見学に来られた学生さん達も熱心に見入っています
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現在工事中の「寄居の家」の刻みの様子を紹介させて頂きます。
現代の木造住宅では、骨組みとなる構造材の加工は、
規格化された材をコンピューター制御されたマシーンで半自動的に切り出す「プレカット」という方法が一般的ですが、寄居の家では、大工さんによる「手刻み」の方法がとられています。
日本建築の長い歴史の中で培われたその技法は、プレカットに比べ手間がかかりますが、
、強く美しく長持ちする架構をつくります。
釘や接着剤を一切使わず木と木をが組み合わさる「仕口」や「継手」は隠れてしまう部分も多いですが、その形そのものが芸術的です。

広い敷地に所せましと並べらせた部材。
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刻まれた部材どうしを合わせ修正していきます
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曲がりくねったマツの丸太の梁。
柱、束、梁が取り合うための窪みが刻まれています。
パッと見気づきにくいですが、左側は金輪継で継がれています。力強く、美しいです。
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丸太と丸太の取り合い部分。曲面が美しいです。
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丸太梁の端部。
丸太材は高さ方向は勿論、横方向にも曲がりくねっています。
ここでは柱に対し45°(柱断面の対角線方向)に梁が取り合うため、鋭角に刻まれています。
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ヒノキ柱の端部。正確な刻みが美しいです。
右下の角は、細い棒が挟まっているわけではなく、なんとこの柱の一部です。
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玄関ホールのケヤキ柱の刻みの様子。
スギやヒノキやマツに比べ、ケヤキは格段に堅く丈夫な木材で、刻みも大変です。
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ケヤキ柱端部。
丸太材の微妙な形に合わせた絶妙な曲面が刻まれていきます。
建築の一部というより、そのものが彫刻の様に感じます。
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斜めに架かる横架材のために、鋭角の複雑な刻みとなっています。
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差鴨居の仕口。
奥に向かって広がる蟻穴の仕口です
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施工図ともいうべき「板図」。目を凝らすと柱一つ一つに細かい情報が書き込まれております。余白の様に映ってる場所にも詳細な納まりが書かれています。
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刻み工程はもう少々続きますが、上棟が楽しみです。
bob

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「秋谷の家」の足場が外れました。
シンプルな造形が梅雨の合間の夕焼けに映えます。
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室内からの素晴らしいオーシャンビューは、ガラスが養生中の為、先のご紹介とさせて頂きます。
残す処は外構工事と内部仕上工事ほか。竣工に向け精進して参ります。

bob
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新木場にカウンターに用いる木材を見に行ってきました。
幅700長さ3600厚さ60以上のサイズでウォルナット材の一枚板を探していましたが
なかなか見つかりませんでした。
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工務店さんの協力によりでてきた三枚はどれも個性があります。
最も木目と形状に特徴のある板がカリフォルニアウォルナットです。
接ぎ木で増やす品種で木目がうねり分かれていく部分が接ぎ木された箇所です。
裾広がりに見えますが、広いほうは根元ではなく幹が分かれ伸びていく方向です。
写真に写っている金定規は1メートルのものです。
どの材料も切り出してから10年以上乾燥させています。
自然の木肌を残す耳付きで加工します。
このなかなかの存在感を生かした設えとしたいと思います。

shu

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