現在計画中の「杉並の家」の模型写真です。
敷地には既存樹木であるサクラがあり、それを生かすプランとの要望がありました。
そこでサクラに面した部分と、駐車場に面した部分に空地を対角線上に設け、
塔状のコアを中心に敷地いっぱいに建物が広がったような配置形状にしました。
決して広いとは言えない都市型住居では、敷地いっぱいにボリュームを確保し、
建蔽率に合わせてボリュームを削っていくという設計手法は有効であると感じます。
(USU)

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現在計画中の「市ヶ谷の集合住宅」の模型写真です。
現状地盤が前面道路から5m程度上がっている為、山留工事や地業工事が
重要になります。
高い敷地の特徴を生かす為、大きな屋外階段を設けてエントランスにアクセスする
配置としております。
窓先空地の確保と変形敷地の兼ね合いで、大きなトンネル状ボックスから小さなボックスが貫入しているようなシンプルな形状になりました。
建築計画を縛る各諸条件でもデザイン要素に十分なりえると感じます。(USU)

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松ノ木の家が上棟しました。
地下1階地上3階建のこの家はスキップフロアを特徴とし、それぞれの部屋を仕切ることなく空間をより広く使うことを計画しています。そのために今回用いた工法が木造門型フレーム「GUTT-FRAME工法」です。柱と梁が一体となった門型のフレームを組み立てる事で、木造でも大開口・大空間が実現できます。
設計者も施工者もこの工法を使うのが初めてであったため心配ではありましたが、無事に上棟することができ一同ホッとしました。
門型フレームは内部の仕上げとして現わす予定です。どのような仕上がりになるのか、今から楽しみです。(aki)

木造門型フレーム「GUTT-FRAME工法」:カスタムハウジング株式会社

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西国分寺の家が竣工いたしました。
音楽鑑賞が趣味であるお施主様の『オーディオルームのための家を建てたい』という願いからスタートした計画です。浜田山の家等と同様に石井伸一郎先生に監修いただき、部屋の大きさ、反射・吸音率、仕上材料にもこだわったオーディオルームが地下室に完成いたしました。工事期間中、お施主様自らがオーディオルームの工事を手伝うほどの思い入れです。
音響特性を十分に考えて作られたオーディオルームですが、実際に鑑賞する段階で機器の馴染み具合や配置によって、さらにより良い音響環境を作り出すことができるそうです。そうした意味ではこれからがお施主様の本当の楽しみなのかもしれません。(aki)


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先日、「色々直したい部分が出てきたので...」、と言う事で柏の家に久しぶりにお邪魔してまいりました。
竣工して6年になりますが、非常に綺麗に住んで頂いていて、担当者としましても嬉しい限りです。
竣工時には、ルーバーの根元にチョロっとしか生えていなかったアイビーが見事にルーバーに繁茂していて、「油断するとすぐに思いがけない場所から生えてきて家を浸食しようとするんです。」との事。
私が心の中で「アイビーもっと頑張れ!」と声援を送っていたのを知ってか知らずか、「でも、蔓をルーバーに巻き付けてやらないと上に登っていってくれないんですよぉ。」とお話をする奥様の満足気なご様子がとても印象的でした。
WORKSページの「柏の家」の写真が竣工直後の写真ですので、見比べて頂けると植物の成長力の程を実感して頂けるかと思います。
ちなみに、WORKSページの写真に写っているアイビーはお施主さんと私で合羽橋で買ってきて吊り下げた装飾用の人工アイビーです。良い思い出です。(tany)

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5月に着工した山王の家の現場写真です。
壁天井のボードを貼り終えて、仕上げ工事に入る手前です。
仕上げや家具がない状態ですと、空間の形がよりはっきりと感じられます。
単純な構成の家ですが、生活の中で多様な場面を味わう事ができます。(shu)

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現在計画中の阿佐ヶ谷プロジェクトは免震装置の付いた三階建ての共同住宅です。従来の水平方向の揺れにのみ対応するものではなく、上下動にも対応した世界初の三次元免震システムで、事業主である(株)構造計画研究所、清水建設(株)、カヤバシステムマシナリー(株)の三社により共同開発されたました。実建物として世界で初めてこの免震装置を適用することになります。
私共はこの建物の意匠設計を担当し、再来年春の竣工を目指して、現在、急ピッチで設計を進めております。

※詳細は(株)構造計画研究所(www.kke.co.jp)をご覧下さい。
※免震装置については9月11日付の日本経済新聞にも掲載されています。




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辻堂の家がグッドデザイン賞2007にノミネートされました。
東京ビックサイトにて、下記の期間、公開展示しておりますので、お時間に余裕がございましたら、ぜひご覧ください。(ara)

展示会場:東京ビックサイト
8/24(金)18:00~21:00
8/25(土)10:00~21:00
8/26(日)10:00~16:00

辻堂の家杉浦事務所ホームページworks:
http://www.sugiura-arch.co.jp/work/residence/2006_TJI/

グッドデザイン賞2007ホームページ:
http://www.g-mark.org/gda/2007/





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 東京近郊において、境界塀に大谷石が使われているのをよく見かけます。また、フランクロイドライトの旧帝国ホテルに使用されていたのは有名です。数年前に店舗の内装に大谷石を使用しましたが、素朴かつ力強い素材感には魅力を感じていました。そこでお盆休みを利用して、大谷石はどこで採石されるのかを見に行くことにしました。
 宇都宮市郊外の大谷地域に過去に採石を行った「大谷資料館」があり、その地下に東京ドームがすっぽり入るくらいの大空間が存在します。地上は猛暑日でしたが、地下の気温は寒いくらいの12℃! この壮大なスケールの別世界には感動を覚えました。
 近くには大谷石から削り出した高さ27mの観音様が微笑み、『ひとのちから』の偉大さを感じさせる小旅行でした。   (kazu)

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現在計画中の「荻窪プロジェクト」の模型です。
計画当初から考えられていた形は、前面道路による道路斜線制限に沿った形をしていました。6階建ての建物のうち、4階から上の階にはどうしても斜めの壁がでてきてしまいます。
そこで、方向転換として「天空率」を用いて形を再度検討し直しました。
すると、2階から5階までがまっすぐの壁として成り立つ形状を見つけることができました。

「天空率」はまだまだ新しい考え方であり、採用するためには用途地域などの条件が揃っていないとできません。しかし、形状を考えるうえでの一つの方法としては、選択肢が広がったように思います。(aki)




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