コンクリートの柱の中には鉄筋があります。上下に伸びる鉄筋を主筋といい、それを横方向に束ねているものをフープ筋(または帯筋)といいます。フープ筋には写真のように一つ一つが独立したタガ型と呼ばれるものと上下に連続したスパイラル型のものがあります。それぞれコスト面と強度面というやや相反するメリットがあるため、必要とされる強度に応じて使い分けられています。

新しい住まいの設計7月号で「稲田堤の家」が紹介されています。
「一本の樹から始まる物語」という特集です。
既存のヤマザクラの木を残し、それまで塀で囲われていたプライベートグリーンを、街に開放することを意図した住宅です。
先日、中央区をホームグランドの一つとして活躍されている、野村工芸の三輪祐児さんとお目にかかる機会があり、「勝鬨橋をあげる会」なるものが活動していることを知りました。
http://homepage2.nifty.com/pont/katidoki/index2.htm

推進者の伊藤孝先生の書かれた文章を読むと、「橋の動態保存」「下町活性化のシンボル」といった内容がその目的になっているとの事。
確かに、今更橋が上がったところで、隅田川には佃大橋や中央大橋など新しい橋がその後出来ていて、当初の目的の「船を通す」事には意味をなさなくなっています。
下町の元気を、都市のなかでシンボリックに表現することは、確かにおもしろいし、たとえば東京マラソンのスタートに利用して、上がっていた橋が閉まったら、「ヨーイ、ドン!!!」などというのもテレビ写りもいいでしょうし、一説によると数億円かかるとされる、橋をあげるための費用(主に機械の更新と整備費用とのこと)も、スポンサーが付きそうな気もします。
自分もこどもの頃から見慣れてきた閉じた橋が、この際、「パッとひらく」ところ、見てみたい気がしてきました。
私が所属している、日本建築家協会中央地域会で、現在中央区のマップをつくっていますが、取り上げてみましょうか。
(SUGI)

まもなく竣工予定の個人住宅に丸い浴槽を設けました。エプロン(緑色の立ち上がり部分)もそれに合わせて人工大理石で丸くしました。施工的には難しかったようですが、人工大理石を使用したことで、目地なしですっきりと仕上げることができました。衛生的にも良さそうです (kazu)

新宿のOZONE(リビングデザインセンター)で開催されている「暮らしを楽しむ住まい100選」の様子です。
私たちの設計した南阿佐ヶ谷の家がこんな感じで展示されています。
4月24日まで開催されていますので、是非ご覧下さい。(sugi)

現在荻窪に計画中の建物が、もうすぐ竣工します。前面のガラスには、間にアルミのハニカムが入っており、太陽の光はもちろんのこと、夜の照明の明かりも反射してキラキラ輝いています。
現在、2.3階の賃貸部分で入居者を募集中ですので、ご興味のある方は下記HPをご参照ください。
株式会社 リネア建築企画 http://www.linea.co.jp
「ENTER」→「FOR RENT」→「OGIKUBO5 PROJECT・荻窪」でお入り下さい。



下馬にて建設中のRC住宅の屋外階段です。
この階段は建物躯体と一緒にコンクリートで打ち込んで造り、
キャンティレバー(片持ち)という構造上特殊な形状でも大丈夫なように設計しました。
スリットから光が漏れて、きれいな影ができることを期待しております。
(usu)



鎌倉の家です。
2Fのメインルームは、
ちょうど万華鏡のように南北に筒状になっています。
写真はその南端です。
壁、天井、床ともに、インテリアラーチ仕上げとし、
コンクリート打放しならぬ「木造ベニヤの打放し」です。
建具枠のデザインや照明器具に至るまで、
1つ1つこだわって進めております。
(ara)/