京都、南禅寺にある八窓席を見てまいりました。
6つの窓と部屋の中央に位置する躙口等が特徴のこの茶室は
小堀遠州が設計したとされる茶室です。
個人的に感じたのは「ミニチュア感」。
3畳台目と1800mm程度の低い天井の小さな空間に対して
墨蹟窓や掛込天井・平天井の張り方等、造りの精巧さがかえって、
思わずにんまりとしてしまう可愛らしいスケール感があり、狭小空間の楽しみ方のヒントを
貰ったような気がします。
写真はフラッシュがたかれ、雰囲気が伝わりませんが、
実際は6つの窓からの柔らかい光に包まれるサイレントスペースならではの優しい空間です。 (Mata)

(内部撮影不可のため、写真は受付購入のものです。。。)