『My HOME PLUS マイホームプラスVOL.16』に、戸塚の家が掲載されております。ロングライフなキッチンというテーマで、家の中心にもなっている一枚板のキッチンカウンターが息の長いマテリアルとして取り上げられております。ご興味がございましたらぜひご覧ください。

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私達の事務所のある銀座周辺には実にいろんなギャラリーや展示会場があります。
このあいだ、日比谷パティオにて、オランダのアーティスト、テオ・ヤンセンの展示があり遊びに行きました。
作者が「生命体」と呼ぶ作品達は風を受けることでひとりでに歩き出します。
下の写真の「生命体」は体長13m、体重が100kg強、高さが4.7mほどあるのですが、風が吹くと羽を羽ばたかせ、その動力で上部に付いているペットボトルに圧縮空気を溜め込み、いっぱいになるとそれが逆流し、そのエネルギーで歩きだします。会場で動くところが見れるのですが、ものすごい迫力で、肝を抜かれました。



使われている素材はいたってシンプルで、構造体となる配管用のビニールパイプ、それらを接合するために使う木のダボ栓や紐、ゴムなど、身近で手に入るものばかりです。配管用のビニールパイプはオランダのホームセンターでだいたい15円/mで手に入るそうです。



それらで自転車のクランクのようなクランク軸を組み、クランク軸にトラス状の「足」を繋いだものが基本的な構成です。
動きが大変秀逸で、トラス状の足は馬の足に着想を得たらしいのですが、例えば足首より下の部分を良く見るとアキレス腱の部分にひもが張られており、うまく動きに遊びを作ってあったりします。
そんな細部の積み重ねがあって、本当の動物かのような関節の動きをします。


デモンストレーションで動かす事ができる「生命体」もあり、私も動かしてみましたが、25kgほどの重さのものが指一本でいとも簡単に歩き出します。風速で言うと2km/hほどの風で動いてしまうそうです。
下の写真がそうですが、BMWのコマーシャルで使われていたので見た事がある人も多いと思います。ちなみにこいつは空気を溜めておく能力はありません。



配管材料をアーティスト自身が1本1本手で曲げて組んでいくので、作りは結構荒いです。しかし、「生命体」というからにはある種の大らかな作りが非常に良い相性でした。ただしコンピューターによる力学的解析は非常に入念になされているようです。


ハイブリッドなのか、退化なのか、ある意味捉えどころのない作品です。しかし、展示会場にいる人を見ると大人も子供も、ほとんどの人がすごいはしゃぎ様で、すごく楽しそうだったのが大変印象的でした。
そして環境問題等の最近の潮流と併せて捉えてみると、作者も示唆しているように、どことなく進化の可能性も感じました。
アーティストのホームページやyoutubeなどでも動画を見る事ができますので是非ご覧になってみて下さい。

(chiona)

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一昨年の夏に竣工した『西国分寺の家』の地下オーディオルームが『リスニングルームの音響学』という本の表紙を飾っています。オーディオルームの音響設計をお手伝いいただいた、石井伸一郎先生の著書です。
良い音で音楽を聴く為には、スピーカー等の機材にだけ気を遣うのではなく、室内の環境にも配慮することが大切なようです。
オーディオに興味のある方、これからオーディオルームのある家を作りたいと考えている方はぜひ一度お読みになってはいかがでしょうか。とても参考になると思います。



オーディオルームを日々楽しんでいただいているようで、設計者としては嬉しい限りです。
(aki)

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3月14日に、代田の家オープンハウスを開催しました。
当日は初めて暖炉に火を入れました。
この住宅の大きな開口部は、緑道に面していて、暖炉の火が道行く人からも見ることができます。
「火の力」というのがあって、見ていても飽きることがありません。




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現在、建設中の奥沢の現場の様子です。



現場が常にきれいに片付いていて、気持ちがよく仕事ができます。大工さんのお手製の道具入れ・サンプル棚(鍵付き!!)が置かれ、1日の作業の終わりには箒をかけて現場を閉めています。現場では1mm単位の作業をする事がありますが、そういったきちんとした姿勢は非常に信頼が置けます。仕事をする上で、整理整頓も重要な作業だと改めて感じました。(aya)

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世田谷区代田にて設計監理しました「代田の家」が完成しましたので、オープンハウスを開催いたします。

日時:3月14日(土) 13時~17時
場所:世田谷区代田(小田急線:梅が丘駅より徒歩6分)

敷地の特徴として、南北に長い敷地形状、南側に世田谷区の緑道があること、
隣に御両親が住んでいること。
これらの特徴を生かす為に、南北に長いシリンダー状のボリュームを2階に配置して、
ワンルームのリビング・ダイニングとし、部屋の中心に2方向から火を眺められる暖炉
を配置しました。
また南側の数段下ったところのサンルームから緑道の緑が楽しめる構成になっております。

建物の南北に階段をそれぞれ設けたことにより、1階は廊下を設けないで各諸室(寝室・水廻りなど)のみで分割するプランが可能になりました。

シンプルで回遊性のある楽しい住宅になるように配慮しました。

ご興味がある方は場所等の詳細をお知らせいたしますので、ご連絡ください。(usu)



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現在着工中の住宅の現場写真です。
コンクリートの打設前の型枠と鉄筋の状況です。
1階部分のように見えますが、地下部分です。
眺めの良いなだらかな坂の上にたつ家です。
天気の良い日には西に富士山が望めます。
敷地の条件を活かし、プライバシーを守りながらも開放的で、
日々の暮らしの中に様々な「眺め」がある家を目指しております。

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荻窪5丁目ビル2『LUNA』が完成しましたので、オープンハウスを開催いたします。
日時:2月28日(土)13時~17時
場所:杉並区荻窪5丁目
商店街沿いの敷地に建つ6階建てRC造の店舗・共同住宅です。
1階店舗、2・3・4階貸室、5・6階オーナー住戸という構成で、各階の用途に合わせて内装仕上げ等に変化をもたせました。
構造にアンボンド工法を用いて内部空間をより大きく使用できるようにしたり、建物外観の形状を天空率を用いて決定していたり、設計段階からの工夫があります。そうした視点からも見ていただけると、より建物の良さを感じていただけるのではないでしょうか。

ご興味がある方は場所等の詳細をお知らせいたしますので、ご連絡ください。(aki)


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荻窪のMOMOの賃貸部分が、雑誌『INRED』に掲載されました。女性に人気のエリアにあるこだわり物件として紹介されております。ご興味のある方は下記HPをご参照ください。(aya)

株式会社 リネア建築企画 http://www.linea.co.jp


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「蒲郡の家」 
が上棟しました。図面や模型で何度も検討し、確認した骨格ですが、いざ大地に堂々と建った姿を見るのは、やはり大変感慨深い思いがありました。



お施主様のご意向で上棟式を行いました。写真は「好きなおじちゃんにお酒をあげてきてー。」と言われ、どのおじちゃんに渡すか大いに悩む息子さんです。職方の間に「そりゃあ俺に決まっとるわ。」と火花が散っております。



式の締めは餅撒きです。敷地の前の公園で野球やサッカーをして遊んでいた子供達や近所の人々が突如としてシートの上に集合しました。私も子供の頃は上棟式があると必ずどこからか噂を聞きつけて駆けつけたものですが、こういったイベントに未だに人が集まってくるのは、その非日常性に魅力があるのではないかと思います。食べ物を投げると親に怒られましたし、まして空から餅が降ってくるなんて事は普通の人にはないと思います。まあなにやら夢の中での出来事の様でもあります。私もいくつか投げさせて頂きました。食べ物を投げるというのは・・・悪くないです!・・・失礼。

日常の中にこういった非日常を挿入する事は、自分の時間に「節」を作るための知恵だと思います。
数奇屋建築における茶室のもてなしの文化などはそういった非日常性が楽しくてしょうがなかったに違いありません。
情報過多であり、夢のような非日常が日常とボーダレスになりつつある時代ですが、こういった「節」を与えて頂いたお施主様と工務店の方々、職方に大変感謝致します。ありがとうございました!


(choina)

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